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成果物ダウンロード回数ランキング(令和6年度上半期)

2024年10月

障害者職業総合センター(NIVR)ホームページに掲載している各種成果物のうち、令和6年度上半期(2024年4月1日~2024年9月30日)にダウンロードされた回数が上位のものについてご紹介します。

調査関係成果物

障害者職業総合センター 研究部門において、障害者を取り巻く状況や障害者施策の動向等を踏まえて調査研究を行い、その成果を報告書やマニュアル等にまとめたものです。

※矢印マークは昨年度上半期(2023年4月1日~2023年9月30日)からの順位の変動を示し、順位が上昇したもの、及び初登場のものについては黄色で示しています。なお、NEWは2024年発行の新刊です。
1位
MSFAS(幕張ストレス・疲労アセスメントシート)は、精神障害者や高次脳機能障害者に対する評価技法の1つとして、職場や作業場面でのストレスや疲労の現れ方を把握し、それらのマネージメント方法を検討するために開発されたものです。本冊子では、就職、職場適応、復職の各支援段階におけるMSFASの多様な活用可能性を紹介しています。
2位
教育、訓練、福祉等の機関や事業所が連携して連続した就労支援を円滑に行えるよう、関係者が共通して使用することができる2種類のチェックリストです。1つ目は、就労前の教育・訓練場面において活用する「就労支援のための訓練生用チェックリスト」、2つ目は、就労後の雇用管理・人材育成場面において活用する「就労支援のための従業員用チェックリスト」です。
3位
障害者の就労移行支援事業者等が、個別支援計画の作成をはじめとするサービスを実施する際に利用するとともに、就労支援機関が支援対象者について共通した認識をもって支援を実施するための支援ツールです。
4位
「就労支援のためのアセスメントシート」は、支援者が就労を希望する障害者ご本人とともに、就労に関する情報(希望やニーズ、ストレングス(強み)や課題、必要な支援や配慮)を収集、整理することができます。シートのダウンロードは「就労支援のためのアセスメントシート活用の手引」ページから行えます。
5位
難病のある人の採用、業務配置、異動から休・退職までの雇用管理上の課題を踏まえて、難病のある人たちが治療を継続しながら職業人としてより活躍しやすい職場環境を整えることを目的として作成しています。

【最新(2021年発行)の難病関係マニュアルはこちら】
6位
障害者の職場定着状況等に関する調査を集計・分析した結果を提供する基礎資料です。公共職業安定所の職業紹介により就職した身体障害者・知的障害者・精神障害者・発達障害者の就職状況、職場定着状況及び支援状況等の就業実態を把握することを目的としています。行政機関を始めとして、就労支援機関、企業においてご活用いただけます。
7位
就労支援の場面で現れる発達障害者の職業生活上の課題を分類・整理し、アンケートや文献調査からそれぞれの課題に対して支援者が取ることのできる支援策をまとめたもので、職業生活上の課題に対して実際の就労支援の場面で実施されている支援策を掲載しています。
8位
アセスメントシートの概要(構成内容、対象者、利用することで期待される効果など)を紹介しています。
9位 NEW
【目的1】事業所に雇用されている障害者の職場環境・労働条件、必要な合理的配慮、利用している支援機関等の実態について明らかにすることを目的としました。
【目的2】就労支援機関が職務設定、職務創出・再設計等を検討する事業所に助言する際、及び事業所が自ら職務設定、職務創出・再設計を行う際の参考とするための事項を明らかにすることを目的としました。
10位
軽度発達障害者を対象として、職場の基本的なルールに関する知識の獲得並びに行動化における課題の把握を目的に作成されました。プログラムは、職場の基本的なルールを明示的に示した「規則」、プログラム対象者の場面理解の背景にある考え方などについて検討するための「ワークシート」、学習された知識の行動化を確認するための「作業遂行場面」等によって構成されています。

支援技法関係成果物

障害者職業総合センター 職業センターにおいて、地域障害者職業センターをはじめとする職業リハビリテーション支援機関等の開発ニーズをふまえ、これまでの支援技法では効果が現れにくい発達障害、精神障害、高次脳機能障害のある方々を対象に、先駆的な職業リハビリテーションを実施し、支援技法の開発・改良を行い、その成果を報告書やマニュアル等にまとめたものです。

※矢印マークは昨年度上半期(2023年4月1日~2023年9月30日)からの順位の変動を示し、順位が上昇したもの、及び初登場のものについては黄色で示しています。なお、NEWは2024年発行の新刊です。
1位
発達障害のある方が就職活動や職場定着を円滑に進めるためのツールとして開発した「ナビゲーションブック」の作成と活用について、その具体的方法を取りまとめたものです。
2位
就労支援において支援当初の基礎情報収集や個別相談場面、各種支援場面などで使用するアセスメントシートについて、一部改良及び新たに作成したものです。実際の支援現場で日常的に活用していただくことを念頭に、その目的、内容、実施方法、留意点、支援事例などをまとめています。
3位 NEW
生活習慣やストレス対処等の支援技法をもとに、職場適応を図るジョブコーチ等の支援者が相談支援場面で活用しやすいように、改良を加えたツールを作成、これらのツールを活用した職場適応を促進するための相談技法を開発し、支援マニュアルとして取りまとめたものです。
4位
一般的にポジティブな自己概念や感情を持ちづらいといわれている発達障害者の自己肯定感を高めることを目的に、自らの「強み」に目を向け、それを日常的に活用できることを目指した支援技法を紹介した支援マニュアルです。自己肯定感を高めることで、自らのセールスポイントを的確に伝えたり、積極的な就職活動につなげることが期待できます。
5位
発達障害のある方が多様化する職務への適応力の習得に効果を上げるための支援技法として開発した「手順書作成技能トレーニング」について、発達障害のある方の就労支援現場において日常的に活用していただくことを念頭におき、その具体的な実施方法、支援のポイント、支援事例等をわかりやすく使いやすくまとめています。
6位 NEW
高次脳機能障害のある方に対して職業センターで実施している、障害特性に対する理解を深めるグループワーク、対処手段の習得、自己管理能力の向上のためのメモリーノート訓練等の内容を整理し、個別支援においても実施できるように視聴覚教材を開発し、これら視聴覚教材を活用した支援技法を、支援マニュアルとして取りまとめたものです。
7位
高次脳機能障害者の復職の際は、休職者と事業主双方の情報を幅広く収集し、復職のタイミングに間に合うよう計画的な支援の実施が求められます。そのため、情報収集、支援課題の把握、支援方針の策定、事業主との情報共有を円滑に行うための支援ツールを開発し、それらのツールの体系的な活用方法を取りまとめました。
高次脳機能障害者の職場復帰支援を進める際、特に事業主との調整方法を検討する際にお役立て下さい。
8位
このハンドブックは、発達障害のある方の就労にかかわる支援者が、企業を適切に支援する上で参考となるよう、必要な知識や支援ノウハウ等を網羅したものです。また、付属のリーフレットは、ハンドブックの内容をコンパクトにまとめ、企業に対して発達障害のある方の雇用に必要な情報を提供するための支援ツールです。
9位
気分障害などの精神疾患のある休職中の方が復職準備の過程で適切な生活習慣を確立し、復職後も安定した職業生活を送るため、その生活習慣を維持する支援として「日常生活基礎力形成支援」の技法開発に取り組み、その支援の目的、内容、実施方法、留意点などをまとめた支援マニュアルを作成しました。
巻末には、支援者の方にわかりやすくご活用いただけるように、グループワーク場面の映像(DVD)、使用する配布資料などのCD-Rを添付しています。
10位
ストレス・疲労への気づきやストレス対処法の習得・実践をうながす「リラクゼーション技能トレーニング」について、身体感覚・思考・感情に関するセルフモニタリングの向上という観点から補完する3つの新規プログラムの開発を行い、その実施方法、留意点、支援事例などをまとめています。