-インクルーシブな職場と地域づくりに向けて-
調査研究報告書 No.147
地域関係機関・職種による障害者の就職と職場定着の支援における役割と連携のあり方に関する研究
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発行年月
2019年03月
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キーワード
援助付き就業 Supported Employment インクルーシブな雇用 ワークショップ 人材育成 ネットワーク
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職業リハビリテーション活動による課題領域の体系図・ICFによる課題領域の体系図 該当項目
執筆者(執筆順)
執筆者 | 執筆箇所 |
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春名 由一郎 (障害者職業総合センター 主任研究員) | 全般 |
高瀬 健一 (障害者職業総合センター 主任研究員) | 第5章 |
永野 惣一 (障害者職業総合センター 研究員) | 第5章 |
研究の目的
本研究は「障害者就労支援の共通基盤」を踏まえた職業リハビリテーションの周辺領域の関係機関・職種のモデル的ワークショップ等の実施、及び国内外の関連情報の収集・分析により、就職前から就職後まで障害者と企業の両面から支えていくための関係機関・職種の役割分担と連携の具体的なあり方を明らかにするものです。
活用のポイントと知見
障害者の就職と職場定着の総合的支援とは、究極的には幅広い関係者が「障害や疾病のある人たちにインクルーシブな企業・職場と地域社会づくり」を目指すものです。国内外の好事例とワークショップ等による新たなアイデアを、地域の幅広い関係機関・職種向けの啓発用冊子としてまとめました。幅広い関係者が、成功ビジョンを共有しワークショップ等により共通目標の下に役割分担・連携に取り組むために活用いただけます。
現在、国際的に、障害者の就職と職場定着の支援は、個別支援や多職種チームによるプログラムによる取組を超え、企業・職場、多様な地域関係者が関わる総合的な取組として発展しており、そのための人材育成とネットワーク促進が本格化しています。国内でも、幅広い分野の関係者から、障害や疾病のある人たちの職業生活を支える役割分担・連携の可能性を確認することができ、その促進の方法論としてワークショップも効果的であることがわかりました。
実施した「ワークショップ」の問題意識 | ワークショップへの参加者 |
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社会保険労務士の障害者や患者の就労支援への役割検討 | 社会保険労務士中心 |
地域の企業、行政、特別支援学校の協力による地域振興 | 青年会議所、特別支援学校、行政 |
難病対策における就労支援での医療、福祉、労働の連携 | 地域の難病対策関係者、当事者 |
地域の障害者福祉機関での就労支援への新規取組 | 障害者福祉関係者 |
障害者雇用支援のあり方のバージョンアップ | 障害者雇用事業所 |
神経難病の治療・生活・就労の総合的支援への医療機関の役割 | 難病保健医療関係者、難病当事者 |
高等教育機関での障害者受入れの増加に対応した就職支援 | 大学学生相談担当者等 |
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