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-障害のある求職者の実態を詳しく知ることができます-

調査研究報告書 No.153
障害のある求職者の実態等に関する調査研究

執筆者(執筆順)

執筆者 執筆箇所
井口 修一 (障害者職業総合センター 主任研究員) 概要、序文、第1章、第2章、第4章第1節、第4章第3節
武澤 友広 (障害者職業総合センター 研究員) 第3章、第4章第2節

研究の目的

本調査研究は、ハローワークに新規求職申込みを行った障害のある求職者の実態について幅広く調査を行うことにより、正確な実態把握に基づく施策の企画・立案に資することを目的としています。
 また、厚生労働省が事業所を対象に実施した平成30年度障害者雇用実態調査結果データの二次分析を行い、障害のある求職者の実態調査結果とあわせて障害者雇用の現状を明らかにしようとするものです。

活用のポイントと知見

  • 障害のある求職者の実態を踏まえた職業リハビリテーション施策や支援のあり方を検討するための基礎的資料として活用することができます。
  • 障害のある求職者が必要としている合理的配慮や重視する労働条件、事業所の課題認識や合理的配慮の提供状況等は、障害のある求職者および雇用する事業主に対する支援において参考になります。
  • 障害のある求職者の障害種類別の詳細な実態調査結果を掲載しています。
障害のある求職者の障害別状況の表は、障害のある求職者の実態調査結果から求職者の障害別比率を一覧表にしたものです。
表中の重複障害とは身体障害、知的障害、精神障害、発達障害およびその他の障害のうち2つ以上重複していることです。重複計上とは重複障害のケースは該当する障害にそれぞれ計上していることを指し、重複なしとは単一障害のみであることを指しています。
身体障害は、重複計上で29.0%、重複なしで27.4%となっています。
知的障害は、重複計上で13.1%、重複なしで11.4%となっています。
精神障害は、重複計上で47.4%、重複なしで42.4%となっています。
発達障害は、重複計上で12.9%、重複なしで9.1%となっています。
その他の障害は、重複計上で4.0%、重複なしで3.2%となっています。
重複障害は、6.4%になっています。
障害のある求職者の障害別状況
※重複障害:表中の5つの障害のうち2つ以上重複していること

令和4年度地方研究発表会資料

【テーマ】

障害者雇用の現状と職場における合理的配慮について

※発表資料は、研修に参加された方向けの補助資料として作成したものです。
※本資料のご利用にあたっては、研究企画部企画調整室へご連絡いただくとともに引用元の明記をお願いいたします。

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