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調査研究報告書 No.52
精神障害者等を中心とする職業リハビリテーション技法に関する総合的研究(中間報告書)

執筆者(執筆順)

執筆者
谷 素子 (評価・相談研究部門 統括研究員)
八木 繁美 (評価・相談研究部門 研究員)
斎藤友美枝 (評価・相談研究部門 研究員)
刎田 文記 (評価・相談研究部門 研究員)
青野香代子 (評価・相談研究部門 研究員)

(目的・方法)

精神障害者、高次脳機能障害者に対する就労支援においては、現行の職業評価では十分な情報を得ることができず、障害特性を踏まえた新たな評価・支援技法を必要としている。このため、本研究では、平成11年度から15年度までの5年計画で、精神障害者や高次脳機能障害者の就労支援において、具体的な作業場面や実際の職場で活用できる評価・支援技法の開発をめざして検討を進めている。

(結果の概要)

本報告書は、平成11年度から13年度までの精神障害者と高次脳機能障害者を対象とした評価・支援技法の開発状況と今後の進め方についてとりまとめたものである。まず、この間に開発したストレス・疲労アセスメントシート、作業評価課題、メモリーノートの目的や活用方法について述べた。また、これらの成果物を組み合わせることにより、各人の作業上の課題等を明らかにし、対処行動や補完手段等によって作業遂行能力を獲得し向上できるよう援助する技法として、「作業評価課題を用いた職場適応促進のためのトータルパッケージ」(仮称)の概要とその効果的活用について述べた。

目次

  • 概要
  • はじめに—研究の趣旨と全体計画—
  • 第1章 精神障害者の評価・支援技法の開発
  • 第2章 高次能機能障害者の評価・支援技法の開発
  • おわりに—開発技法の完成に向けて—
  • 文献
  • 資料
  • 1 M—ストレス・疲労アセスメントシート
  • 2 作業評価課題
  • 3 研究委員会委員等名簿

令和2年度地方研究発表会資料

【テーマ】

障害の多様化に対応した職業リハビリテーション支援ツールの開発-ワークサンプル幕張版(MWS)新規課題の開発-

※発表資料は、研修に参加された方向けの補助資料として作成したものです。
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