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マニュアル、教材、ツール等 No.23
職業リハビリテーションのためのワーク・チャレンジ・プログラム(試案)-教材集-

  • 発行年月

    2008年03月

概要

ワーク・チャレンジ・プログラム(試案)は、軽度発達障害者を対象として、職場の基本的なルールに関する知識の獲得並びに行動化における課題の把握を目的に作成されました。プログラムは、職場の基本的なルールを明示的に示した「規則」、プログラム対象者の場面理解の背景にある考え方などについて検討するための「ワークシート」、学習された知識の行動化を確認するための「作業遂行場面」等によって構成されています。本教材集では、プログラムで実際に用いた規則、ワークシート、作業指示書に加え、プログラム実施上の留意点についてまとめたものです。

なお、ここでいう軽度発達障害とは、知的障害を伴わない発達障害並びに軽度知的障害を伴う発達障害をさしており、“軽度”については、支援の程度を意味するものではありません。

構成

概要編
Ⅰ ワーク・チャレンジ・プログラムのねらい
Ⅱ ワーク・チャレンジ・プログラムの全体構成
Ⅲ ワーク・チャレンジ・プログラムの構成要素と留意事項
Ⅳ ワーク・チャレンジ・プログラムの試行例
教材編
Ⅰ 事業場並びに場面設定の概要
1.前後期共通 :業務心得 休暇届
2.前後期別:組織図/就業規則/総合評価の仕組み/勤務評定の項目
3.前後期共通 :休暇届
Ⅱ 評価
1.進路に関する意識
2.評価シート(初期評価・終期評価共通)
3.DM作業のまとめ
Ⅲ 規則
1.服装や身だしなみ
2.就業時間
3.あいさつ
4.返事
5.指示
6.質問
7.報告
8.報告・質問・連絡・相談の仕方
9.物品
10.情報管理
Ⅳ・Ⅴ  ワークシート (問題編・回答編)
1.良い「服装や身だしなみ」の例
2.「服装や身だしなみ」が与える印象 (男性編・女性編)
3.話を聞くときの「姿勢」が与える印象①
4.話を聞くときの「姿勢」が与える印象②
5.始業時間を守る
6.遅刻の連絡
7.毎日のあいさつ
8.作業中の返事
9.指示にしたがう
10.指示以外の仕事をする
11.分からないときの質問
12.作業終了の報告
13.ミスの報告
14.備品の私用利用の禁止
15.共用備品の管理
16.「社内文書」や「データ」の管理
17.社外(会社の外)での会話
18.業務で知り得た情報
Ⅵ・Ⅶ その他の研修資料(対象者用・実施者用)
1.職場での言葉づかい
2.報告・質問・連絡・相談の仕方(ロールプレイ)
3.ミスや間違いを指摘されたときの態度
Ⅷ 作業指示書
1.DM作業用 当初版・簡易版1・簡易版2
2.OA作業用 基礎編・実力編

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教材編

パソコンデータ 入力作業のためのマニュアル

在庫

あり

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