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第13分科会 知的障害

※ 発表資料を掲載していない方については、発表論文を参照してください。
※ タイトル及び概要は、発表者からいただいた内容を掲載しています。
  また、共同研究者については省略しています。

1 エージェントサービスからの企業就労と定着支援について

【発表者】

矢嶋 志穂(株式会社ゼネラルパートナーズ クライアントパートナー部門)

【発表概要】

昨今、知的障がい者においてもネットからのエージェントサービス登録を経て企業就労というパターンも増えてきました。どのような職種・定着・取組がなされているのか事例を基に紹介していきます。

2 体操、座学、畑作業を組合せた学習プログラムが知的障がいのある青年の認知発達に与える影響についての継続的な研究

【発表者】

外山 純(NPO法人ユメソダテ 理事/よむかくはじくLLP 代表)

【発表概要】

夢育ては2022年から知的障がいのある青年を対象に体操・座学・畑作業を組合せて認知身体機能の発達を促すプログラムを開講している。前回の職業リハビリテーション研究・実践発表会では、当プログラム受講生の認知機能の発達をコース開講前と開始約6ヶ月後の2回のアセスメントで考察した。今回は、前回の論文を踏まえつつ受講生の認知発達を2023秋冬と2024春夏に実施した2回のアセスメントの比較を通じて報告する。

3 体操、座学、畑作業を組合せた学習プログラムの概要と知的障がいのある青年の行動変化及び生涯学習法としての活用可能性について

【発表者】

前川 哲弥(株式会社夢育て 代表取締役/NPO法人ユメソダテ 理事長)

【発表概要】

夢育て農園では、人を育てる畑事業において、農作業と、体操、座学、夢語りを組合せ、週1回2時間半程の学習プログラムを通じて、成人した知的障がいのある青年が認知的に成長できることを職業リハビリテーション研究・実践発表会で2度にわたり発表した。本発表では人を育てる畑事業にて実施している学習プログラムの概要と受講生の行動変化、そして生涯学習法として学校、福祉、企業における活用可能性についてご提案する。

4 能力に応じた業務の選定に関する検討①~ジョブマッチングシートの作成~

【発表者】

横川 拓也(株式会社ドコモ・プラスハーティ 事業運営部 主査)

【発表概要】

業務の切り出しや職域拡大、新たなスキルへの対応には、社員一人ひとりの能力を把握し、その強みを活かしていくことが重要となる。本発表では、企業と福祉機関が連携して作成した「ジョブマッチングシート」について報告する。「社員の能力」と「業務に求められる能力」を可視化し、ミスマッチの防止や新たな職域へのチャレンジを支援するツールとして活用を想定している。

5 能力に応じた業務の選定に関する検討②~ジョブマッチングシートの活用~

【発表者】

佐藤 資子(社会福祉法人武蔵野千川福祉会 チャレンジャー 所長)

【発表概要】

福祉機関から企業へ繋げるための「利用者の能力」と「業務に求められる能力」を可視化し、一人ひとりの能力を把握し、その強みを活かしていくことが重要となる。本発表では、企業と福祉機関が連携して作成した「ジョブマッチングシート」の活用について報告する。