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資料シリーズ No.30
アジア太平洋地域の障害者雇用システムに関する研究

執筆者(執筆順)

執筆者
青木陽子 (アジア視覚障害者教育協会 理事長)
石橋八千代 (翻訳家)
金治憲 (社会福祉法人国際視覚障害者援護協会 前理事長)
久野研二 (元マレーシア国際協力事業団専門家(社会開発福祉))
工藤正 (日本労働研究機構 統括研究員)
指田忠司 (障害者職業総合センター 研究員)
趙源逸 (筑波大学心身障害学研究科 博士課程)
陳麗娘 (淑徳大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程)
船場専 (元国立職業リハビリテーションセンター 主任研究員)
吉光清 (障害者職業総合センター 主任研究員)
李相秦 (元大韓民国国立ソウル盲学校 教師)
梁洲田 (香港盲人輔導会リハビリテーション部 部長)

(結果の概要)

第1部

「国連障害者の十年」(1983~1992年)、「アジア太平洋障害者の十年」(1993~2002年)を通じて、アジア地域における障害者対策、職業リハビリテーションは大きな進展を見せた。

しかし、これらアジア地域の障害者の現状、障害者の雇用システムや職業リハビリテーションに関する情報はまとめられてこなかったといえる。そこで、東南アジア4カ国(フィリピン、マレーシア、タイ、インドネシア)における状況を概観して、基礎情報として提供することを意図した。

第2部

第2部では大韓民国、台湾、マレーシア各国における障害者対策、障害者の状況、障害者雇用促進に関わる制度が報告された。

第3部

第3部では、大韓民国、中華人民共和国、香港、タイ及びマレーシアの諸国における視覚障害者の雇用システムの現状と課題についての報告を掲載した。

目次

  • 概要
  • 調査研究の概要と本書の構成
  • 第1部 東南アジア4カ国における障害者対策と職業リハビリテーションの現状
    • 第1章 フィリピン
    • 第2章 マレーシア
    • 第3章 タイ
    • 第4章 インドネシア
    • 第5章 東南アジア4カ国における状況について
  • 第2部 アジア諸地域における障害者雇用システムの現状と課題
    • 第1章 大韓民国の雇用率制度と連携雇用制
    • 第2章 台湾の障害者就業促進政策—台北市を中心として—
    • 第3章 マレーシアにおける障害者雇用システムの現状と課題
  • 第3部 アジア諸地域における視覚障害者の雇用システムの現状と課題
    • 第1章 大韓民国
    • 第2章 中華人民共和国
    • 第3章 香港
    • 第4章 タイ及びマレーシア
  • 資料

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