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-職業リハにおける支援困難性とは-

調査研究報告書 No.144
支援困難と判断された精神障害者及び発達障害者に対する支援の実態に関する調査-地域の支援機関から地域障害者職業センターに支援要請のあった事例について-

  • 発行年月

    2019年03月

  • キーワード

    支援困難 精神障害 発達障害 ハローワーク 障害者就業・生活支援センター 地域障害者職業センター 障害者就労移行支援事業所 PAC分析

  • 職業リハビリテーション活動による課題領域の体系図・ICFによる課題領域の体系図 該当項目

    就労支援に関する状況等の把握

執筆者(執筆順)

執筆者 執筆箇所
高瀬 健一 (障害者職業総合センター 主任研究員) 概要、序文、第1章、第2章、第3章
榎本 容子 (元障害者職業総合センター 研究員
(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 主任研究員))
第1章、第2章

研究の目的

職業リハビリテーションにおいて、支援困難な事例の対応について一定の整理を行うことは、適切な支援行動を進めるために重要であると考えられます。そのために精神障害者及び発達障害者の支援における「支援困難な事例の調査」「障害特性等のうち支援困難につながる要因や課題の整理」「地域障害者職業センター及び障害者就業・生活支援センターへのヒアリングによる支援の困難さのとらえ方の把握」を行いました。

活用のポイントと知見

本報告書は、支援困難に関する要因について一定の整理を行い示した基礎的な資料です。行政機関をはじめとして、就労支援機関等において活用いただけます。

  • 本調査研究では、地域障害者職業センターに対し他の機関から支援の要請のあった精神障害者及び発達障害者の実態調査に加えて、地域障害者職業センター及び障害者就業・生活支援センターにおいて、実際の支援を担う職員が「支援の困難さをどのようにとらえているか」についてPAC分析を援用したヒアリングを10名に対して実施しました。
  • 調査及びヒアリングの結果から「支援の困難さ」は幅広く存在し、個別性が高いと考えられました。
  • 本報告書では、以下の3つの支援困難性の類型に焦点をあてて考察しています。
①障害等の理解に対する支援の困難さ、②重複障害や疾病等の多重性に対する支援の困難さ、③利用者と支援者との関係性に由来する支援の困難さ、の3つの支援困難性の類型に焦点をあてて考察しています。
考察で取りあげた3つの支援困難性の類型

令和2年度地方研究発表会資料

【テーマ】

支援困難と判断された精神障害者及び発達障害者に対する支援の実態に関する調査

※発表資料は、研修に参加された方向けの補助資料として作成したものです。
※本資料のご利用にあたっては、研究企画部企画調整室へご連絡いただくとともに引用元の明記をお願いいたします。

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全文

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