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サルコイドーシス


英語名 Sarcoidosis
略称  
区分 治療対象
就労実態情報 今回調査実施
日本の患者数 14483
程度判定基準の有無 なし
病気の内容 肺門リンパ節、肺、皮膚、目、心臓など全身に類上皮細胞肉芽腫ができる。患者の半分には自覚症状が出ず検診等で発見される。原因不明の多臓器疾患。
サブタイプ  
病因 原因不明(免疫異常)
性差 女性のほうがやや多い?
発病年齢 20歳代と女性の40-59歳のピーク
予後 70-80%は3~5年以内に自然に軽快する。
生存率 死亡例は少ない。
入院の必要 強い自覚症状や重い病変がある場合のみ
就労の条件 平常どおりでよい。軽作業なら就業可。夜勤も可の場合あり。
視力障害 霧視、放置すると高度の視力障害に(44%)
呼吸器症状 咳、運動時息切れ
膀胱障害 間脳-下垂体(尿崩症)
皮膚 皮疹、皮下結節
全身症状 倦怠感、疲労感、微熱
精神神経症状 顔面神経・視神経
身体活動 激しいスポーツは禁。
過労 避けるべき
日光 日光浴は避ける

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。