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第9分科会 テレワーク・情報通信技術の活用

※ 発表資料を掲載していない方については、発表論文を参照してください。
※ タイトル及び概要は、発表者からいただいた内容を掲載しています。
  また、共同研究者については省略しています。

1 実務から見た障害者テレワーク ~15年の経験から得たこと~

【発表者】

青木 英(株式会社BSプラットフォーム 在宅事業部 取締役)

【発表概要】

コロナ禍で一般企業や障害者雇用でもテレワーク導入が激増した。また「合理的配慮」の視点からもテレワークを有用するケースも出てきている。しかし順調に導入出来たかはかなりバラつきがある..。これからますます増えてくるであろう障害者テレワークについて、企業・管理者側・障害者側・支援者側に必要なことは何かを、これまで15年の障害者テレワークの経験からお伝えできたらと思う。

2 「ポストコロナの逆風下」で安定的な完全在宅就労を支える体調セルフマネジメントツールと業務管理ツールの併用事例

【発表者】

福元 邦雄(三菱商事株式会社 人事部 健康推進・DE&Iチーム 担当シニアマネージャー)

【発表概要】

ポストコロナ。多くの人々が「在宅よりも出社の方がやはり効率的」と薄々感じていた本音をさらけ出す。特例子会社出向中に厚生労働大臣表彰「輝くテレワーク賞」受賞した発表者と言えども、本社でのフル在宅障がい者雇用(しかも精神障がいの方)はまさに「ファースト・ペンギン」。多くの課題に直面した。その克服を支えた「キモチプラスbyネクストワン社」と「エンカククラウドbyD&I社」による体調&業務管理事例を披露。

3 ちょっとだけ、やる気になるDX!タブレットPCで、障害者本人が簡単入力、リアルタイムで、画面に反映見ればわかります!

【発表者】

伍嶋 善雄(SBフレームワークス株式会社 人事総務部  障害者雇用担当)

【発表概要】

作業を、日報用紙に正の字を書いて記録していましたが、作業量だけの把握から時間も把握するために、タブレットPCによる入力システムを、導入しました名前を選び作業を選んで、出来ボタンを都度押すだけのシステムです。作業時間は各人の能力に応じて個別に設定が可能で、その時間より早ければ花火など賞賛動画が、遅ければ💣爆弾マークが表示され動機づけに繋がり、少しだけやる気になりました。その苦労話を、お話しします。

4 オンラインによる就労支援に関する調査①-障害者本人を対象としたオンライン支援事例の分析から-

【発表者】

中山 奈緒子(障害者職業総合センター 研究員)

【発表概要】

障害者職業総合センターでは、オンラインによる就労支援の現状と課題、効果的な実施方法の可能性を把握することを目的に、2022年度から2023年度にかけ、「オンラインによる就労支援サービスの提供に関する調査研究」を行っている。本発表はその中で、支援機関を対象としたアンケート調査によって把握した「障害者本人を対象としたオンライン支援事例」(のべ518件)の分析結果について報告する。

5 オンラインによる就労支援に関する調査② -ヒアリング調査から把握されたオンライン支援の課題を補完するための方法や取組-

【発表者】

髙木 啓太(障害者職業総合センター 上席研究員)

【発表概要】

障害者職業総合センターでは、オンラインによる就労支援の現状と課題、効果的な実施方法の可能性を把握することを目的に、2022年度から2023年度にかけ、「オンラインによる就労支援サービスの提供に関する調査研究」を行っている。本発表はその中で、支援機関を対象としたヒアリング調査(15件)から把握した、オンライン支援の課題を補完するための方法や取組等について報告する。