資料シリーズ No.26
障害者の雇用率・納付金制度の国際比較-障害を配慮した雇用システムに関する研究-
-
発行年月
2002年03月
-
職業リハビリテーション活動による課題領域の体系図・ICFによる課題領域の体系図 該当項目
執筆・報告担当(執筆・報告順)
執筆者 |
---|
工藤 正 (障害者職業総合センター 主任研究員) |
香山 千加子 (日本障害者雇用促進協会国際協力課 コーディネータ) |
(目的・方法)
ILOが98年に刊行した『障害者の雇用率・納付金、リハビリテーション基金~政策および実施のための指針~』の全文翻訳を中心にした。
(結果の概要)
- Ⅰ 障害者雇用率・納付金制度の特徴・原則という視点から、Ⅱの全文翻訳の内容を要約して「概要」として掲載した。
- Ⅱ ILO刊行のレポート『Employment Quotas, Levies and National Rehabilitation Funds for Persons with Disabilities: Pointers and practices』の全文翻訳を掲載した。イギリスのヨーク大学のソーントン教授による国別状況のまとめ(含む付表の6カ国の比較対照表)だけでなく、その制度の特徴、政策立案やリハビリテーション基金(納付金)の運営・管理にあたっての基本原則が述べられている。これらの比較対象国としては日本も含まれている。
- Ⅲ 障害者雇用率制度についてのオランダ、イギリス、日本の各研究者による考え方・評価を要約・紹介をした。
目次
- Ⅰ 研究目的および結果の概要
- Ⅱ ソーントン『障害者の雇用率・納付金、リハビリテーション基金~政策および実施の指針~』ILO,1998(全文翻訳)
- 第1部 国別およびサマリーレポート:フランス、ドイツ、ポーランド、日本、オーストリア、中国、ハンガリー
- 第2部 政策の立案
- 第3部 全国基金の運営
- 付表 6カ国の比較対照表
- Ⅲ 障害者の雇用率制度について
- 1.Waddington (1995)
- 2.Thornton & Lunt (1997)
- 3.安井 (1993)
- 4.手塚 (2000)
ダウンロード
全文
- ダウンロード (PDF/445.11KB)
冊子在庫
あり