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特発性ステロイド性骨壊死症

英語名 Idiopathic Aseptic Necrosis of the Bone
略称  
区分 研究対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 3500
程度判定基準の有無 なし
病気の内容 原因不明の骨の血流障害による骨壊死。
サブタイプ  
病因 原因不明(ステロイド投与による血液凝固性の亢進説、閉塞性血管炎説など)
性差 男性に遥かに多い
発病年齢 30歳前後~50歳前後
予後 保存的な対症療法でもたせる
生存率 死亡例は少ない
入院の必要 手術の前後のみ
就労の条件 原則的に可。足を使う仕事は避ける。
下肢障害 股関節、大腿骨頭の疼痛。疼痛性跛行。両側罹患率が60~65%。
歩行能力 ステッキや松葉杖を使った方がよい。
寒冷 全身保温に努める
身体活動 なるべく安静を心がけ、急激な動作や長途の歩行を避ける
長時間の正座や起立 脚を使うことをできるだけ避ける。
睡眠の必要 十分な睡眠
精神的ストレス 避ける
注意事項 禁煙、禁酒

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。