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クロイツフェルト・ヤコブ病

英語名  
略称 CJD
区分 治療対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 83
程度判定基準の有無  
病気の内容 異常プリオン蛋白が病原として脳内で増殖し、脳が海綿状に変化する。痴呆症状が急速に進む。
サブタイプ  
病因 異常プリオン蛋白の伝播(脳下垂体製剤、脳硬膜移植、角膜移植)、自然発症、遺伝的なプリオン蛋白遺伝子の異常。
性差 なし
発病年齢 50~70歳代が多い。
予後 進行は速く、数ヶ月で無動、無言状態、1~2年で死亡する。
生存率  
入院の必要  
就労の条件 就労は不可能
視力障害 初期症状で視覚異常
めまい 初期症状
言語症状 初期症状として言語障害
上肢障害 後期には筋肉の収縮
下肢障害 後期には筋肉の収縮
歩行能力 初期症状として、起立・歩行障害
運動神経系 不随意運動
運動失調 初期症状として、起立・歩行障害
精神神経症状 記憶障害、後期には痴呆
注意事項 寝たきり時には、床ずれに注意する
他者への感染防止策 患者の臓器、血液、脳脊髄液には触れない。

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。