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特発性間質性肺炎(肺繊維症)

英語名 Idiopathic Interstitial Pneumonia
略称  
区分 治療対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 1774
程度判定基準の有無 動脈酸素分圧によるI~IV度の分類
病気の内容 原因不明の進行性肺疾患、広汎は間質性肺炎が主体で後にびまん性間質性肺繊維症をきたす
サブタイプ  
病因 原因不明
性差 男性が1.5倍
発病年齢 中年以降の発症が比較的多い。60歳代が最も多い。女性は20~30歳が多い傾向がある。
予後 予後不良のことが多い
生存率 急性型では3ヶ月以内で死亡、慢性型では4~5年で死亡。5年生存率36.6%、10年生存率22%。
入院の必要 まず入院、その後在宅酸素療法に
就労の条件 在宅酸素療法と両立可能なもののみ
上肢障害 (指先が太鼓のバチのように膨らむ)
呼吸器症状 咳、息切れで始まる
全身症状 発熱
寒冷 扇風機の風に直接あたらない等の注意
空気環境 喫煙は厳禁。在宅酸素療法を夜間、できれば24時間。清潔な空気環境。
身体活動 肉体活動の制限が何よりも重要

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。