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重症急性膵炎

英語名  
略称  
区分 治療対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 999
程度判定基準の有無 3段階の重度判定基準
病気の内容 活性化されたトリプシンによる膵臓の自己融解に始まり、他の酵素も次々と活性化され、呼吸循環不全、腎不全、出血等で死に至ることがある。
サブタイプ  
病因 アルコール39%、胆石17%、原因不明25%
性差 男性が2.61倍
発病年齢 40~50歳代が多い
予後 急性期に救命されたものは社会復帰が可能となることが多いが、様々な膵機能障害を認め外来治療を必要とするものが多い。
生存率 重症例では死亡率18%、中等度以下では死亡率は低い
入院の必要 集中治療室の治療が原則であるが、寛解後は日常生活が可能
就労の条件 救命例では7割が以前と同じ職場に復帰。
注意事項 禁酒

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。