(ここから、本文です。)

広範脊柱管狭窄症

英語名  
略称  
区分 治療対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 960
程度判定基準の有無 3段階の生活機能障害度
病気の内容 最低2カ所以上の脊柱管の狭窄による神経症状
サブタイプ  
病因 (原因不明)
性差 男性が2倍
発病年齢 中年以降。60歳代にピーク
予後 多くは増悪、軽快を繰り返し、次第に悪化して歩行が困難となる。転倒などによって重篤な脊髄麻痺をきたすこともある。
生存率 死亡例は少ない
入院の必要 臥床安静のため症状の観察によって決める
就労の条件 経過観察による(軽作業が限界)
歩行能力 脊髄麻痺により高度の歩行障害となることがある
運動失調 筋力低下、運動障害
膀胱障害 進行に伴い障害される場合あり
直腸障害 進行に伴い障害される場合あり
身体活動 脊柱の安静が必要だが適度な運動も必要
長時間の正座や起立 腰に負担のかかる労働を避ける

一覧に戻る

【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。