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ハンチントン舞踏病

英語名 Huntington's Chorea
略称  
区分 治療対象
就労実態情報 就労関連情報なし
日本の患者数 437
程度判定基準の有無 なし
病気の内容 大脳基底核の細胞萎縮による神経変性疾患。
サブタイプ  
病因 常染色体優性遺伝
性差 男女差なし
発病年齢 40歳前後がピーク
予後 10~15年で感染症、嚥下困難に伴う呼吸障害などで死亡する例が多い。
生存率 発症からほぼ10年以内で死亡
入院の必要 入院の必要なし
就労の条件 原則的に可だが、障害により業務制限の可能性。
言語症状 言語障害(経過とともに)
食事の障害 嚥下障害
上肢障害 随意運動の障害(経過とともに)
下肢障害 随意運動の障害(経過とともに)
運動神経系 舞踏運動、速い不随意運動
運動失調 随意運動の障害(経過とともに)
精神神経症状 計算力、判断力の低下、記銘力障害、痴呆(末期)、感情の易変性、易刺激性、怒りっぽい、自発力低下(進行)、無関心(進行)
精神的ストレス 易興奮性、易刺激性あり

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【資料出所】

障害者職業総合センター「難病等慢性疾患の就労実態と就労支援の課題」調査研究報告書No.30(1998)付録1

(注意)

本表は付録1を疾患別に掲載したものであり、報告書作成当時(1998年)の内容、表現であることに留意が必要である。